14日のアジアとオセアニアの株式市場では、アメリカの銀行が相次いで経営破綻したことを受け、リスクを避けようと売り注文が広がり、株価は各地で軒並み下落しています。
日本時間午前11時半時点の各地の代表的な株価指数は、前日の終値と比べて
▽韓国でおよそ1.9%、
▽オーストラリア・シドニーでおよそ1.6%、それぞれ値下がりし、大幅に下落しています。
また、
▽香港でもおよそ1.0%、
▽台湾でもおよそ0.9%、それぞれ下落しています。
市場関係者は「アメリカの銀行が経営破綻した影響が広がることへの警戒感から、運用リスクを避けようという動きがアジアでも強まっている。銀行株だけでなく、不動産株などにも売り注文が広がっている」と話しています。